加齢による腰痛が半年ほどで軽快した
東京都/79歳・女性・主婦
去年の冬の寒い日のことでした。朝起きると腰に強い痛みが走り、しばらく起きられなくなってしまいました。それからはよかったり悪かったりの繰り返しでした。悪い日は、腰を伸ばして歩けないので、腰をかがめてやっと歩いていました。
かかりつけの内科医から、「年齢(加齢)によるものです。少し骨の変形がありますが、手術はもう少し様子を見ましょう」と言われ、やはり、痛み止めの薬をもらうだけでした。
光線治療は、息子がけがや肩こりの治療で使用しており、家には息子の光線治療器がありました。
息子から光線治療を勧められて、貴付属診療所を受診しました。診察のあと、治療室で受ける4台の治療器での照射は、気持ちよくて腰にも効果的だと実感できました。貴所で治療を受けるとともに、息子の治療器を借りて、自宅でも光線治療を始めました。1週間くらい治療を続けたところ、腰周辺の痛みが若干軽くなった気がしました。
半月ほどして、だいぶ腰の痛みが軽くなってきた思った矢先に、自宅で椅子から落ちて腰を打ちました。どうにも動けなくなって、救急車で病院へ運ばれましたが、幸いに骨に異状はなく、翌日退院できました。光線治療のお陰か、心配した腰痛は思ったほどひどくならずに、台所の立ち仕事や長く歩くのは少しつらいですが、日常生活は問題なくできるようになりました。
治療を続けて半年になりますが、腰を伸ばして歩けるまでになり、信じられない回復ぶりです。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:自宅治療は毎日、朝晩2回、両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥・腰上部を各10分間照射。腹部⑤・後頭部③を各5分間照射。⑦②⑥⑤は集光器使用せず、
腰上部・③は1号集光器使用。
●血圧(mmHg)
179/94(初診時)→ 154/90(治療15回目)→132/73(治療30回目)
●握力(kg)
右:141(初診時)→ 15(治療15回目)→17(治療30回目)
左:13(初診時)→ 15(治療15回目)→19(治療30回目)
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修