腱鞘炎が軽減、メニエール病も治療中
埼玉県/68歳・女性・主婦
家具を移動させていたとき、右手首と左腕を痛めてしまいました。手首をひねると痛みが強く、雑巾やタオルをしっかり絞れず、ドアノブを回すことや、物をつかむことがつらくなりました。
ずっと痛みが続き、近くの整形外科を受診したところ、「右手首が腱鞘炎を起こし、そのために腕が筋肉痛になった」との診断でした。そのことを友人に言うと、光線治療の話題になりました。友人の話を聞いているうちに、今回の手首の痛みだけでなく、以前から患っているメニエール病にも効くのではないかと思いました。
メニエール病は、当初めまいがひどく、3週間入院をしました。それから定期的に病院に通っています。最近は、ひどいめまいを起こすことは少なくなりましたが、左耳は難聴のままで、とくに電話が聞きづらくなっていました。左の耳は終日耳鳴りがしています。また大変な冷え症で、毎年秋口には就寝時に電気毛布を使っていました。
早速、電話して光線治療器を送ってもらい、手紙で治療方法をうかがって光線治療を始めました。
光線治療を始めて1ヵ月ほどで、右手首や腕の痛みが半分くらいになってきました。重いものを持つと少し痛む程度までよくなりました。しかし、耳鳴りと難聴のほうは変化が見られませんでした。
治療2ヵ月ほどで、右手の手首が改善して、タオルも絞れるくらいになりました。メニエール病のほうは、左耳の聞こえがよくなったような気がします。めまいもいまのところ出ていません。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②腰部⑥・右前腕部・左耳部⑰・左乳様突起部㊶を各10分間照射、腹部⑤・頸椎下部㉜・右耳部⑱を各5分間照射、左手首部を10~20分間照射、⑦②⑥・右前腕部・⑤は集光器使用せず、㉜・右手部は1号集光器使用、⑰㊶⑱は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践報告集」黒田一明監修