使いすぎによる右肘の痛みが完治した

 東京都/59歳・男性・会社員(170cm、71kg)

 学生のころから運動は大好きで、野球やテニスをかなりハードにやっていました。

 社会人になってからは、30歳のころからゴルフにはまって毎週練習場に通っていました。50歳を過ぎてからは草野球チームに入って、週末や休日に運動していました。もともと体力には自信がありましたが、55歳のとき健康診断で血圧が150/95mmHgと高く、心電図検査でも不整脈を指摘されて、高血圧が原因の可能性があると言われました。自覚症状はありませんが、それ以降、降圧剤を飲んでいます。ほかにはとくに体調不良を感じることもなく、野球やゴルフを楽しんでいました。

 ところが、5ヵ月前から、右手で荷物を持つと肘に痛みを感じるようになりました。だんだん痛みが強くなり、肘を曲げたり伸ばしたりするだけでも、痛みを感じるようになり、寝返りをしただけで痛みを感じて目覚めることもありました。

 整形外科でレントゲン検査をしてもらいましたが異常は見つからず、痛み止めの塗り薬と湿布を処方されましたが、2ヵ月経っても症状は改善しませんでした。 

 そろそろ野球シーズンも近づいてきていたので内心焦っておりました。そんな折、スポーツ選手がたくさん利用していて、とくに筋肉や関節の痛みにはよく効くという、光線療法のことを妻が聞いてきました。インターネットで調べると、ホームページが出てきて、貴付属診療所(光線研究所付属診療)でも治療していることを知り、電話をしていってみることにしました。

 貴所で診察を受けていると、「肘に炎症はないが、筋肉が冷えて硬くなっている。それで痛みがとれにくいのではないか」と言われ、早速光線治療をしてもらいました。最初の治療のときは、温かく気持ちよかったのですが、症状の変化は感じられませんでした。

 1日おきに5回ほど治療すると、日常生活では右肘の痛みを感じなくなり、同時に就寝時の痛みもなくなりました。久しぶりに野球の練習をしましたが、練習中にも痛みはでませんでした。

 念のため8回治療して治療は終わりにしました。先日も野球の試合に出ましたが、痛みもなく以前と同じようにプレーができました。2ヵ月かからずに右肘の痛みが完治し、感謝しています。

◆光線治療

治療用カーボン:6001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・右後肘部㉞を各10分間照射、両膝部②・腰部⑥・頚椎下部㉜・両足首部①を各5分間照射。⑦②⑥①は集光器使用せず、㉞㉜は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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