頸椎ヘルニアによる左腕の激痛が治った
東京都/80歳・女性・主婦(148cm、55kg)
光線治療との出会いは4年前になります。
76歳のとき、駅の階段の段差につまずき、左膝を強く打ちました。冬で厚着をしていたので、出血はしませんでしたが、膝が無い出血して赤黒く腫れてしまいました。 その日のうちに、整形外科でレントゲン検査を受けたところ、いわゆる膝のお皿の部分(膝蓋骨)に一部ひびが入っていました。きつめのサポーターをして、ヒビのほうは2ヶ月ぐらいでよくなりましたが、膝の腫れと腰椎3-4番のヘルニアによる坐骨神経痛と、診断された腰の痛みがとれないので、正座もできず、また長く歩くこともできなくて、困っておりました。
加えて若いころからがんこな肩こりで、とくに右の首のつけ根は痛みを感じやすく、首を曲げたり回したりするのがつらいときがありました。坐骨神経痛や膝痛が出てからは、ますます姿勢が悪くなり、つらい日々を送っていました。
そんなとき、町内会の日帰りバス旅行があり、つらそうにしている私を見かねたのか、近所の方が光線治療を紹介してくれました。その方は以前、光線治療で坐骨神経痛が完治したとのことでした。
早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。手足が冷たく血行が悪いことと、筋力低下と不良姿勢の指摘を受けました。光線治療といっしょに減量と姿勢に気をつけるよう、アドバイスをされました。
診察後の光線治療はとても気持ちよく、光線後は足が軽く感じられました。とくに首回りの重苦しさがとれてすっきりしたのに大変驚きました。
週に2回、通院治療を始めました。最初のうちは、帰宅するころにはまた痛みが出てくることが多かったのですが、5~6回治療したころからは、翌日の朝まで痛みが軽くなりました。
とくに肩こりと首の痛みは軽くなり、すっきり目覚められ、肩にずっしりと重い石が乗っていたような感じが、嘘のように軽くなりました。
1ヵ月後には光線治療器を用意し、自宅での光線治療を始めました。膝痛や坐骨神痛がとれるのに1年ぐらいかかりましたが、いまでは私の体調管理になくてはならないパートナーです。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-4008番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・頚椎下部㉜を各10分間照射。両足首部①・腓腹筋部㉙・両膝部②・後大腿部㉚・腹部⑤・腰部⑥・左右頸部・左膝部を各5分間照射。⑦①㉙②㉚⑤⑥は集光器使用せず、㉜・左右頸部・左膝部は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修