むち打ち症による頸部の痛みが改善した
東京都/73歳・男性・自営業
30年ほど前、仕事で車を運転中に追突事故を起こし、むち打ち症になりました。
初めのうちは、首の重さや違和感はあるものの、生活するのにさほど困ることはありませんでした。しかし、半年後くらいから、頸部の痛みが強くなり、寝返りを打つと痛くて眠れませんでした。
むち打ち症が完全に治っていなかったのか、重いものを運ぶ仕事をしていたためか、整形外科では頸椎が変形していると指摘されました。約2ヵ月間通院してもよくならず、通院を中止しました。
その後、ときどき強い痛みを感じましたが、そのまま数十年間、ずっとがまんしてきました。
しかし、最近になって痛みがひどくなり、首を曲げたり、振り向くことがつらくなりました。自営業で車を運転する機会が多いので、このような状態にほとほと困り果てておりました。
お客さんが光線治療を受けるように、熱心に勧めてくれるので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。
光線治療を受けたあとは、何となく気分よく感じたので、しばらく通院しようと決めました。
3回の光線治療で、首の痛みが少し軽くなりましたが、首を曲げることは不安でした。貴所の先生に自宅で毎日光線治療をする方法も言われましたが、貴所で治療を受けるほうがよいと考え、通院治療を続けました。
光線治療15回目あたりから、首の痛みやこりはほとんどなくなりました。多少の後遺症が残るのは仕方ないと思っていますが、首を曲げても痛みはなく、寝返りが打てなかったほどのつらさを思うと、いまは噓のように楽になりました。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・頚椎下部㉜を各10分間照射。両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・左右咽喉部④を各5分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず。㉜は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修