
シックハウス症候群の苦しみから脱出
東京都/70歳・女性・主婦
昨年の10月に行った自宅のリフォームが、地獄の苦みの元凶になるとは思ってもいませんでした。
リフォーム前には、海外旅行にも行けるほど元気そのものでした。ところが、旅行から戻ってきて、自宅のリフォームが終わったころから、めまいや息切れ、強いだるさで立ち上がれないほどになってしまったのです。
最初は旅行の疲れか風邪かなと思っていましたが、一向に症状がよくならず、悪化する一方でした。病院でいろいろ検査もしてもらいましたが、まったく異常がなく、原因がわかりませんでした。
あるとき、リフォームしてから体調が悪くなったことに気づき、担当医に話しましたところ、住宅のリフォームによるシックハウス症候群との診断を受けました。
ところが困ったことに、この病気には治療法がなく、呼吸が苦しければ気管支拡張剤を服用し、体力が落ちれば点滴をするなど、対症療法しかできないと聞いて、愕然としました。
症状はほとんど悪化して、からだのだるさは強く、めまいもあり、まったく起き上がれず、寝たきりの状態で、テレビを見る気力さえありません。呼吸もひと息ひと息、やっとしている状態で、からだはどんどん衰弱していきました。
こうした状態が半年間も続き、地獄の苦しみとはこのことかと絶望的になっていました。そんなとき、隣の奥さんが私の状態を知って、「だまされたと思って、光線療法をやってみなさい」と光線治療器を持ってきてくれたのです。この苦しみから救われるのなら何でもよいと思い、早速照射を始めました。
治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部⑦を20分間、両膝部②(以上集光器使用せ)を10分間照射しました。光線療法は大変気持ちがよく、地獄に一筋の光が差し込んだようで、ほんの少しずつですが、日々全身のだるさが減っていき、徐々に体力も回復しました。
照射1ヵ月ほどで、外出できるようになったので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、光線照射を受けました。
現在、光線療法を始めて3ヵ月になりますが、多少だるさは残るものの、息苦しさやめまいはなくなり、普通に生活できるようになっています。
光線療法がなかったら、いまごろ私はどうなっていたかわかりません。地獄の苦しみから救ってくれた光線療法をこれからもしっかり続けて行きたいと思います。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著