
卵管癒着がとれ、自然妊娠が可能になった
山梨県/25歳・女性・主婦/身長151cm・体重52kg
23歳の時に腹部の鈍痛を感じ、病院を受診したところ、右卵巣の悪性腫瘍と診断され、大変なショックを受けました。その当時は結婚したばかりで、手術したら子どもを産めないからだになってしまうと思ったのです。
幸い右の卵巣だけの手術と半年の抗ガン剤治療で経過もよく、残った左の卵巣で妊娠もできると言われ、一安心しました。しかし、その後に残った左の卵管癒着がわかり、自然妊娠は無理と言われ、とてもがっかりしました。担当医からは「あとは、人工授精しかない」と言われましたが、私は人工授精などやりたくありません。自然妊娠で何とか出産したいと思いました。
そんなとき、叔母が「私は腸の癒着があったのが、光線療法で癒着がはがれた」と話しをしていたのを耳にして、自分にも効くのではないかと希望を持ちました。早速、叔母の光線治療器を借りて、自己流で光線照射を始めました。
3ヵ月ほど自己流で照射しましたが、癒着はとれず上京して貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。貴所でも「卵管の癒着を治すことは、光線療法でも一般的にはむずかしい」というお話でしたが、やれることはやって様子をみましょうとのことで、下記の処方をいただき、再び自宅照射を続けました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)各10分間、後頭部③5分間、左下腹部㉓(以上1号集光器使用)10~15分間照射しました。
とくに腹部や患部のところを念入りに照射し続けました。光線照射を続けて2ヵ月ほど経って、あらためて婦人科を受診したところ、何と、絶対に治らないと言われていた卵管の癒着がとれており、「自然妊娠が可能です」と言われました。この癒着の改善には、担当医も大変驚いていました。光線療法には、本当に感謝の限りです。
病院では、血行をよくする薬や排卵前にホルモン注射を始めましたが、今後自然妊娠をできるように光線療法も役立てて、元気な赤ちゃんを授かりたいと思っています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著