右舌付け根のガマ腫が4日で消失
【治験所例 2】
ガマ腫
27歳・女性・会社員
◆症状の経過
当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診する1週間ほど前から、舌の付け根の右側にこりこりしとした違和感を覚えていた。しかしとくに痛みもなく、食事も普通にとれていたので、そのまま放置していた。ところが3日前より、急に腫脹は大きくなり、3cmくらいの大きさになった。
痛みはなかったが、口中の腫脹がじゃまになって話づらく、食事もとりづらくなった。病院で診察を受けたところ、ガマ腫と診断され、すぐに手術を勧められた。
できれば手術せずに治したいと思い、以前から使用していた光線療法で治すと決心して病院での手術を断り、当所(光線研究所付属診療)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦10分間、両膝部②(以上集光器使用せず)・左右咽喉部④(2号集光器使用)各5分間、患部の口中部⑧(3号集光器使用)60分間照射。
◆治療の経過
口中部⑧への照射は、ガラス管をとりつけた3号集光器使用を使用し、出勤前30分間、帰宅後60分間、就寝前60分間の1日3回、自宅で照射した。
ガマ腫は2日目には半分くらいの大きさになり、4日目には完全に消失したことに、患者本人も驚いていた。手術を受けていれば数日間の入院が必要で、痛みや、唾液が出にくくなるという後遺症も心配されたが、光線治療で早期に完治することができ、大変喜んでいる。その後、半年経過しているが再発はない。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著