禁酒と脂肪分の制限を受けた慢性膵炎が改善
東京/58歳・男性・会社員
12年ほど前のことです。急に左腹部に激痛が起こり、嘔吐と下痢が止まらず、救急車で病院に運ばれ、そのまま2ヵ月間入院しました。それまでも、食後の腹痛はありましたが、下痢をすることまではありませんでした。
病院では慢性膵炎と診断され、担当医からは禁酒と脂肪分の摂取を制限するようにきつく言われ、退院となりました。昔から酒は大好きで、仕事柄から酒席も多かったので、ほとんど毎日飲んでいました。
また、肉もよく食べていたので、これはえらいことになったと思いました。入院したときの苦しさを思い出しながら、退院後は極力節制していました。
そのころ、知人が光線療法を教えてくれたので、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。光線照射は初めてでしたが、何となく効果がありそうな気がしたので、早速治療器を用意して、自宅で光線照射を行うことにしました。
貴所で診察を受けたとき、「慢性膵炎は経過の長い病気です。コントロールをしっかり行わないと糖尿病になって、もっと大変なことになります」と先生からアドバイスがあり、それを肝に銘じて光線照射を続けました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦10分間、両膝部②・腹部⑤・腰部⑤(以上集光器使用せず)各5分間、背正中部㉘10分間、後頭部③(以上1号集光器使用)5分間照射を行いました。
睡眠不足や疲労ぎみのときには腹痛が起こるときもあり、まれには薬を飲むこともありましたが、お陰さまで 入院という事態に陥ることはありませんでした。
光線療法を始めて12年になりますが、いまでは体調もよく、健康診断でも悪いところなしと言われています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著