肝機能の数値が下がり、慢性C型肝炎も安定している

 東京都/68歳・女性・衣料品販売 

 10年ほど前から、上腹部に重苦しさを感じるようになり、とくに食後は症状が強くなりました。油ものをとるとむかつきが強くなるため、控え目にしていましたが、最近さらに食欲が低下し、体重も徐々に減り始め、3~4ヵ月間の間に約5kgも減ってしまいました。

 いよいよ心配になり、病院で検査を受けたところ、医師から「慢性C型肝炎です。しばらく薬で様子を見ましょう」と言われました。それから2ヵ月後、肝臓の専門医師を紹介され、くわしい肝生検を受けた結果、活動型のC型肝炎と診断されました。専門医からは「ウイルス量は少なめだが、活動型のうえ、GOT・GPTともに数値が3ケタと高いので、効くかどうか不明だがインターフェロンを試したほうがよい」と勧められました。

 しかし、インターフェロンの治療期間は6ヵ月と長いうえに、効く確率が低く、副作用の心配もあるとのことで迷っていました。そのようなとき、取引先の人から光線療法を勧められ、よさそうなので素直にやってみようと思い、早速貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所で親切に光線療法をしていただき、自宅での治療法もアドバイスも受け、早速、毎日仕事から帰ってから、光線照射を行いました。

 光線照射1ヵ月後、何となくからだが軽くなり、食欲も出て、食事もおいしくなりました。肝機能の数値はGOT・GPTもともに、2ケタ台の45IU/lまで下がりました。それに加えて、照射2ヵ月後には、若いころから冷え症で、足が冷たかったのが温かくなりました。胃の具合もよくなり、夜もよく眠れるようになりました。

 そのご、肝機能の数値はGOTが28IU/l、GPTが29IU/lと安定しました。胃も快調で食欲もあり、5kg減った体重が元に戻りました。

 照射4ヵ月後、医師より、「肝数値のGOT・GPTともに20~30IU/lで落ち着いており、とくに問題はなし。インターフェロンの治療の必要はないです。今後は年に1回の検査でよいでしょう」と言われました。

 光線療法のお陰でインターフェロン治療を行うことなく、肝臓の状態を安定させることができました。迷わず光線療法を行ってよかったと思います。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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