息子のアレルギー性紫斑病が光線治療で改善した

 北海道/発病当時5歳・男性(報告者・母)

 光線を愛用するようになって18年になりますが、わが家にとって光線療法は頼もしい存在になっています。病気に関してはどんなことがあっても、「光線療法があるから大丈夫」と精神安定剤にもなっています。光線療法を知って本当によかったと思っています。

 10数年前に息子(当時5歳)がアレルギー性紫斑病と腎炎になったとき、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)の先生に相談して光線療法を行いました。

 治療用カーボン3002-5000番を使用し、両足裏部⑦を15分間、両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)・左右咽喉部④(2号集光器使用)を5分間照射しました。高熱が出たときは3000-5000番の治療用カーボン青使用し、両足裏部⑦を30~60分間、両膝部②を10~20分間、両足首部①・左右咽喉部④を各10分間の照射を行いました。

 光線照射前はタンパク尿が陽性で、尿に赤血球が50~60個(1視野あたり)出ていました。光線照射を始めてから、尿のタンパク量や赤血球の数が徐々に少なくなってきて、光線療法には大きな期待が出てきました。

 照射開始2年後にはタンパク尿が陰性になり、赤血球の数も正常になりました。その後はあのような病気が嘘だったように、中学、高校、大学とスポーツ一筋で、大学ではラグビーに熱中しています。いまでは光線療法のお陰と感謝しています。

 光線療法と出会い、この子の病気がきっかけで真剣に光線療法ととり組みました。それ以来、光線治療器はわが家の大切な財産です。貴所(光線研究所付属診療所)にはいろいろ相談しましたが、大変親切で返事が早いので驚いています。貴所の先生方には、本当に心から感謝しています。

◆コメント

 アレルギー性紫斑病は子どもに多く発症し、二次性に糸球体腎炎を起こす。四肢に皮下出血が見られ、ひどいと消化管出血や関節内にも出血が見られるようになり、重症の場合では※ネフローゼ症候群になる。

 本症はアレルギーによる血管炎が原因といわれ、扁桃炎などの上気道の感染症が誘因として関係している。本治験例は光線療法による血行改善、後遺症もなく元気になることができた。

※ネフローゼ症候群:尿の中にタンパク質が多量に出てしまい、血液中のタンパク質が減ってしまう状態を示す症候群

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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