足の切断を覚悟した下肢の血行不良が改善した

 北海道/60歳・男性・会社員(報告者・母)

 60歳になる夫は、36歳から人工透析を24年間続けてきました。これまではとくに問題ありませんでした。 

 ところが最近、右足指全体が黒ずみ、親指、中指、小指に小さな傷ができて、なかなか治らなくなりました。お風呂で温まるとズキズキと痛むので、病院で診てもらったところ、足に行く血管が途中で詰まって、血行障害を起こしているとのことでした。

 病院の医師から「血管を広げる薬と血液をサラサラにする薬を飲んで、それでも症状の改善がなく、傷が深くなったり、痛みが増すようなら、足指の切断だけではすまないと思います」という説明を受け、夫婦で愕然としました。足を切断しなければならないのかと考えたら、ものすごい恐怖感におそわれました。

 何か打つ手はないかと考え、日ごろお世話になっている光線療法に気がつきました。指導書を拝読すると、これと似たような例で、奇跡的に改善した話があり、私の夫も治せるのではと思いました。

 そこで、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談したところ、「光線療法は、血行改善の治療には大変優れています」とのお返事をいただき、絶望の暗闇に一条の光を見た思いでした。早速お返事の通り、次の照射を自宅で開始しました。

 治療用カーボンは3001-5000番を使い、両足裏部⑦10分間、両足首①・腓腹筋部㉙・両膝部②各5分間、右足指(1号集光器使用)は少し遠めで10俯瞰治療を行いました。

 10日間ほど光線照射してから、病院に入院しましたが、入院後も病院で毎日光線照射を続けました。病院側では右足の切断を決定していたようですが、さらに1週間ほど光線照射すると、足指の腫れが引いてきた感じで、足の指にもしわが出てきました。

 担当医からも「もう少し様子を見よう」と言われ、その数日後に退院しました。足の痛みもとれ、傷もよくなったので、その後少しずつ歩くことも始めました。

 退院後の経過がよいので、1ヵ月後には、経過観察の通院も終了することができました。病院での右足の血管造影検査でも、「細かくとぎれてはいるものの、血液は流れているので、足の切断はしなくてよいだろう」と言われたので、夫婦ともども大変喜びました。

 この光線療法で、夫の足の切断の恐怖から救われました。くじけそうになる気持ちも支えていただき、心より感謝いたしております。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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