夫の脳腫瘍が光線療法で4分の1に縮小した
広島県/男性・無職(報告者・妻)
夫は左顔面部と左手のしびれを感じていましたが、そのうち左眼も遠くの像が揺れて見えるなどの症状が出てきました。病院での検査で、脳の視床と呼ばれる部分に1.2cmほどの脳腫瘍が見つかり、その影響で症状が出ていると診断されました。私も夫もショックを受けましたが、幸いにも精密検査で良性だとわかり、病院でもとくに治療の必要はなく、経過をみるだけといわれました。良性の腫瘍であれば、ときに縮小したり、消えることもあると聞き、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談ました。
治療用カーボンは1000-3001番を使い、両足裏部⑦・両膝部②5分間(以上集光器使用せず)、後頭部③10分間、左顔面部(以上1号集光器使用)・左こめかみ部㊱(2号集光器使用)を各5分間照射。
夫は、光線治療を始める少し前から、頭が冴えて夜眠れない日が続き、睡眠剤を服用しても、1時間おきに目が覚める状態でした。しかし、光線療法を始めてから、治療中は眠気が出るようで、夜も2~3時間は続けて眠れるようになってきました。脳腫瘍のほうも光線療法を始めてから、顔のしびれや像が揺れる眼の症状も徐々に軽減されてきました。3ヵ月後の病院でのCT検査では、脳腫瘍が5mmまで縮小し、検査画像の表面積では最初の4分の1くらいになっていました。担当医もこの早い回復には驚いておられました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著