変形性股関節症、腹部大動脈瘤も術後の痛みはなし
静岡県/74歳・女性・主婦
歳をとるにつれ、あちこちの関節が痛み出し、整形外科で骨粗鬆症や変形性頚椎症、腰椎すべり症、変形性股関節症など、たくさんの病気を指摘されました。
とくに変形性股関節症による右足付け根の痛みが強く、外出時には坐薬が必要でした。友人から光線療法を勧められ、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次のような処方を受けて自宅照射を始めました。
治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・後大腿部㉚・腰部⑥(以上集光器使用せず)・左右下腹部㉓㉔・右臀部⑬・頚椎下部㉜(以上1号集光器使用)を各5~10分間照射しました。
歳のせいか、なかなか効果が出ず、また光線照射をすると、しばらくよけいに痛みが増すような感じが続きました。しかし、半年ほど根気よく照射を続けるうちに、朝に出ていた右足付け根の激痛がなくなりました。それでも、長くなっていたり、歩くとどうしても痛みが出るため、病院で神経ブロックの療法を受けましたが、一向によくならず、思い切って股関節の手術を受けることにしました。
日ごろ光線療法をしっかり行っていたせいか、手術後麻酔が切れても傷痕はチクリとも痛まず驚きました。同じ手術を行ったほかの人たちは麻酔が切れたあと、痛くて脂汗を流して苦しんでいました。
手術後はリハビリ入院が3ヵ月必要といわれていましたが、これも光線療法のおかげでしょうか、術後の回復がすごぶる良好で、1ヵ月もしないで退院できました。退院後は痛みもなく、すぐに普通の歩き方ができるまで回復し、周囲の人から、「いったいどこが悪かったの」と言われるほどでした。
また、昨年ヘルペスで受診したときの検査で、たまたま腹部大動脈瘤が発見されました。このままでは破裂する危険性があると言われ、再び手術を受けました。
このときもしっかり光線療法を行って手術を受けたせいか、お腹を30針も縫ったのに、麻酔が切れてからもチクリとも痛まず、また驚きました。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著