1年で関節リウマチの痛みが改善
【治験症例 2】
関節リウマチ
51歳・女性・飲食業/160cm・体重51kg
◆症状の経過
一昨年春に閉経し、夏場冷房で冷えたせいか、秋ごろ手足の関節が痛み出した。病院検査で関節リウマチと診断され、服薬を始めた。父、祖父も関節リウマチだった。
手指は完全に握れなくなり、洋服の脱着も困難を極め、掃除などもできなくなった。歩行や膝や足首の動きが悪く、ロボットのような歩き方であった。
関節の痛みから、体重も8kgもやせた。店のお客さんから光線療法を勧められ、光線治療器を購入して自宅治療を始めた。
◆光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)、左右手指(1号集光器使用)各5分間照射。
◆治療の経過
治療初期は効果があまり感じられなかった。しかし、治療を2ヵ月続けた結果、全体的に痛みが軽減し、歩き方もよくなった。ただ肘や肩、足の付け根などにも痛みが出てきたので、照射部位を増やして治療を続けた。
その後、気温が低いと痛みが増すこともあったが、順調に痛みや腫れは軽減した。治療1年後には、ほぼ痛みや腫れはとれた。普通に歩行も掃除もできるようになり、飲食業の仕事も元気に続けている。
初診時の足裏温は28.8℃であったが、1年後には33.5℃まで改善した。握力も初診時は左10kg、右8kgであったのが、1年後には20kgと18kgと大幅にアップした。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著