関節リウマチの腫れや痛みがとれ、再発なし

【治験症例 5】

 関節リウマチ

 60歳・女性・主婦/153cm・体重57kg

◆症状の経過

 58歳になったころ、足首の痛みや腫れがあり、病院で関節リウマチと診断され、処方薬を服用していた。もともと寒いときや冷房でよく風邪を引いていた。

 60歳時の1月、風邪を引いたあと、両肩や手指、膝、足裏の痛みが強くなった。鎮痛のための注射や服薬を始めたが、夜間も痛みで目が覚めた。体力も低下してきて、家事もほとんどできずに困っていた。

 幸い友人の紹介があり、3月に当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②(以上集光器使用せず)、左右肩部⑨⑩・左右手指部(以上1号集光器使用)、左右咽喉部④(2号集光器使用)各5分間照射。

◆治療の経過

 治療器を求めて、自宅治療を始めた。治療初期はだるさが見られたが、治療1ヵ月で手足の痛みが軽減し、手・肩の動きや歩行も楽になった。

 治療3ヵ月ごろには、さらに痛みや腫れが軽減してきたので、夜間の痛みで目覚めることもなくなった。病院のリウマチ検査で炎症が治まってきていると言われた。

 治療5ヵ月で、痛みはほぼ消退し、服薬や注射は中止となった。1年後の冬を迎えたが、気温が下がっても痛みの再発はない。現在では風邪を予防するために、治療用カーボンを3000-5000番に変更して治療は続けている。

 初診時の握力は左10kg、右4kgだったが、1年後には左23kg、右20kgと大幅に増えている。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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