光線治療で関節リウマチの痛みが軽減する
東京都/52歳・女性・主婦
約7年前、会社勤と父の看病でずいぶん無理をしていました。そのこと両膝や両手首に痛みが現れました。朝方に両手のこわばりを感じるようになり、受診した病院の検査で、関節リウマチと診断されました。痛み止めの薬を処方され、それ以後は薬が効いていたためか、しばらく小康状態が続いておりました。
3ヶ月ほど前、家の引っ越しがあり、リウマチのことを忘れて重いものを持つなど、動きすぎたために膝と手にリウマチが再び表面化し、以前にも増して痛みが強くなりました。手首の関節が腫れて、普通にできていた炊事や掃除が大変になりました。
徐々に痛みが増して、歩くと膝が強く痛み、階段の昇降が手すりを使っても、非常につらくなってきました。右膝がまっすぐ伸びなくなり、正座がまったくできなくなりました。膝の痛みで立っていることさえつらく、中腰や腰を反らすこともできない状態になりました。
医師より「リウマチ炎症反応が強いので、薬の量と種類を増やします」と言われ、4種類の薬がでました。
こんな状態のときに、信頼している友人から光線療法を勧められて貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。
定期的に貴所(光線研究所付属診療所)に通院し、3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦・両足首部①を各10分間、両膝部②・両膝裏部・腰部⑥・後頭部③、左右手甲部を各5分間照射。⑦①②・両膝部・⑥は集光器使用せず、③・左右手甲部は1号集光器を使用して、光線照射をしていただきました。
照射1週間後には、膝や手の痛みが少し軽くなりました。平らな道なら歩行時の膝の痛みが少なくなり、手の痛みも減ってフライパンや包丁が使いやすくなりました。
腰痛のほうは中腰の姿勢がつらいために、掃除器使用はまだむずかしく、寝床での上向き姿勢では腰が圧迫されて少し痛みましたが、寝返り時の痛みは以前よりずっと楽になりました。全身的な痛みが徐々に軽減し、少し希望が見えて元気になってきました。
照射2週間後、膝痛がだいぶ軽減して、階段もゆっくりなら手すりを使用する頻度が減りました。また、電車の中でも30分くらいは立っていても大丈夫になり、外出も苦にならなくなりました。
照射1ヵ月後、光線知慮だけで膝痛が軽減しました。腰を反らすと多少痛みましたが、台所仕事や中腰での掃除機の使用が可能となりました。手のこわばりが大変軽くなって、手首や指の痛みも少なくなったので、雑巾やタオルが絞りやすくなりました。
握力も少しずつ戻ってきて、家事が普通に行えるようになりました。病院の血液検査でも、「炎症反応が大変よくなっている」と言われました。
先日、以前から楽しみだった伊豆へ旅行することができました。光線療法を勧めてくれた友人と貴所(光線研究所付属診療所)の先生に大変感謝しております。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著