野球肘の痛みが2週間の治療で消退
【治験症例 7】
左肘痛(野球肘)/14歳・男性・中学生/身長165cm・体重52kg
◆症状の経過
小学生のころから、少年野球チームの投手として活躍してきた。身長が急に伸びだした昨年から、投球中にときどき左肘(左利き)に痛みを感じていた。
整形外科では、成長過程で軟骨が骨になりきっていない状態なので、いまは投げないほうがよいと言われた。しかし、2ヵ月後には全国大会を控えており、練習は休めなかった。長年、光線治療を愛用している祖父の紹介で、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両膝部(以上集光器使用せず)・後頭部(1号集光器使用)各5分間、左後肘部(内側・外側、以上2号集光器使用)各15分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を行った。できる限り1日2(朝・夜)治療を行うよう心がけた。2週間の光線治療で、投球時の痛みはなくなったので、無事、全国大会に出場することができた。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著