手術を勧められた腰椎椎間板ヘルニアが改善した
埼玉県/52歳・女性・主婦
長年、事務仕事のパートをしていましたが、5年ほど前に立ち仕事に変わりました。徐々に腰のあたり、とくに右腰の痛みが強くなり、パートの仕事はもちろん、毎日の家事さえもつらくなってきました。
整形外科で検査を受けたところ、腰椎の3~4番目の椎間板ヘルニアと診断されました。
その後は3年間、整形外科で通院治療しながら、生活しておりました。ところが、昨年、腰椎ヘルニアの症状が再発し、続いて6ヵ月間には再々発し、コルセットなしでは歩けない状態になりました。 また、腰の悪化で右足の親指(第1趾)が麻痺してほとんど感覚がなくなり、医師からは「早めに手術を行わないともっと悪化するよ」と手術を勧められましたが、手術しても治癒率50%と言われ、迷っていました。
周囲の人からも「腰の手術は怖い」と聞かされていたので、手術はしばらく様子をみたいとお願いして、、鎮痛剤を多く出してもらいました。
たまたま、久しぶりに会った知人が私の歩く姿を見て、光線療法により腰痛がよくなった話をしてくれました。とにかく試してみようと思い、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次の光線照射を始めました。
治療用カーボンは3002-4008番を使い、両足裏部・両足首部・両膝部・後大腿部・腰部(以上集光器使用せず)、右臀部・頚椎下部(以上1号集光器使用)、右足第1趾を2号集光器を使用して照射しました。照射時間は、両足裏部・両足首部・腰部・右臀部には各10分間、ほかの部位は各5~10間の照射でした。
光線照射して1ヵ月後、下半身が温まって腰が少し楽になり、トイレが楽になりました。治療2ヵ月後には、腰の痛みが軽くなり、歩くときの痛みが少なくなってきました。鎮痛剤の量も半分ですむようになってきました。時間に余裕のある日は1日2回光線照射を行いました。光線療法を続けるうちに、腰はもちろん全体的にずっと楽になりました。
照射4ヵ月後、右腰の痛みがかなり軽減し、歩行も階段の昇降も、手すりを使わずに行えるようになりました。少し残っていた右足の親指の麻痺感も気がついたらなくなっていました。
いまでは鎮痛剤の必要もなくなり、コルセットからも解放されました。そして、年来の冷え症もすっかり解消しました。光線照射中も医師より再三手術を勧められましたが、手術を行わず、光線療法を信じて本当によかったと思っています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著