仕事中に痛くなった五十肩が軽快
【治験症例 5】
五十肩/50歳・女性・理容師/身長149cm・体重43kg
◆症状の経過
3年前の11月ごろから、仕事中に右腕が何となく上がりにくくなった。ある朝、突然痛みが強くなり、右腕を少し動かしただけでも激痛が起こり、仕事ができなくなった。痛みで夜も眠れない状態にあった。
光線治療は、6年前に左坐骨神経痛を完治させて以来、健康管理のために続けていた。2年前に左肩が同様の症状になり、光線治療2週間で完治させた。
今回、自己流の光線照射を1週間行ったが改善がなく、効果的な治療を行うため当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
1000-3001番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、背中全体・右肩部前後(以上集光器使用せず)・頚椎下部(1号集光器使用)各10分間、両膝部・腰部(以上集光器使用せず)・左右咽喉部(2号集光器使用)各5分間照射。
◆治療の経過
1日2回治療を行った。治療開始2日目で安静時痛はなくなり、夜熟睡できるようになった。治療開始1週間で右肩後方の痛みはなくなった。
治療開始2週間目には、理容師の仕事を再開できるまで回復した。治療開始1ヵ月半で右肩痛は完治した。その後、3年間再発はなく体調も大変良好である。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著