胃腸障害 2
【治験例 1】
■胃腸障害
◆57歳/女性(身長157㎝ 体重47kg)
◆症状の経過:元来胃腸が弱く、すぎ下痢を起こしたり、痰が絡みやすく、よく風邪をひいていた。体力がなく、冷え症が強かった。
◆光線治療:3002-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、腓腹筋部、両膝部、腰部(以上集光器使用せず)、肩甲骨患部(1号集光器使用)、左右咽喉部(2号集光器使用)照射。両足裏部10分間、腓腹筋部、両膝部、肩甲骨間部、左右咽喉部(2号集光器使用)各5分間照射。
◆治療経過:3ヵ月後、冷え症の改善はないが、痰のきれがよくなり、痰が出しやすくなった。治療用カーボンを3000-5000番に変更した。半年後には、冷え症や広く感がなくなり、からだが軽く感じた。食事もおいしく、下痢もなくなり、風邪もひかなくなった。
【治験例 2】
■胃腸障害
◆55歳/女性(158㎝ 体重55kg)
◆症状経過:ストレスがかかると上腹部に痛みがでた。また、5年前より気管支炎になり朝息苦しさを感じていた。冷え症も強く、特に足先が冷えた。
◆光線治療:3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首部、両膝部、腰部(以上集光器使用せず)、背正中部、肩甲骨間部、さゆう咽喉部(以上1号集光器使用)照射。両足裏部10分間、両足首部、両膝部、腰部、背正中部、肩甲骨間部、左右咽喉部各5分間照射。上腹部に痛みのあるときは、上腹部(2号集光器使用)に10分間追加照射。
◆治療経過:光線治療を始めてから上腹部痛は起こらず、朝の息苦しさもなくなり、足先の冷えも感じなくなった。毎年体調不良となる季節の変わり目の時期にもたいへん体調がよい。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著
逆流性食道炎、おだやかでない