中耳炎 2

【治験例 2】

■滲出性中耳炎

◆7歳/男児

◆症状の経過:3歳の頃から右耳の聴力が低下し、耳鼻咽喉科で滲出性中耳炎と診断されていた。耳に中にたまった滲出液を注射器で吸い取ってもらっていたが、またすぐにたまってしまう状態を繰り返していた。耳鼻咽喉科でチューブを挿入して治療する予定となっていた。しかし、知人に紹介されて光線研究所付属診療所を受診をし、可視総合光線療法を行うことになった。

◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両膝部(以上集光器使用せず)、左右咽喉部、健側の左耳部各5分間、患側の右耳部10分間(以上2号集光器使用)照射。

◆治療経過:耳鼻咽喉科の治療と光線治療を併用した。その後、アレルギー性鼻炎の症状(鼻づまり)もみられるようになったため、眼・鼻部(2号集光器使用)5分間の照射を追加した。鼻の症状が軽快するとともに耳の症状も改善してきた。

光線治療10ヵ月後、中耳炎の再発はみられなくなり、聴力も回復した。再発予防に両足裏部、両膝部、左右咽喉部各5分間の光線照射を継続している。

※滲出性中耳炎:風邪などの喉の炎症により耳管(耳と鼻をつなぐ管)が閉塞して、中耳腔に組織液がたまる中耳炎。

【治験例 3】

■滲出性中耳炎

◆75歳/主婦

◆症状の経過:15歳の頃、風が原因で中耳炎を起こした。以後60年間、風邪や疲労などで体調を崩すと必ず中耳炎を起こし、耳だれや耳痛に悩まされてきた。最近は難聴もひどくなった。光線治療は、ご主人が7年前から腰痛や肩こりに使用していたが、慢性中耳炎に効果があるのではと思い光線研究所付属診療所を受診をした。か

◆光線治療:3002-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部、両足首部、両膝部各10分間、腰部5分間(以上集光器使用せず)、後頭部5分間(1号集光器使用)、左右耳部かく10分間、左右耳下腺部っく5分間(以上2号集光器使用))照射。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著

馬込沢間うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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