眼精疲労 2
【治験例 2】
■眼精疲労
◆71歳/女性(身長150㎝、体重50kg)
◆症状の経過:中年以降、結膜の充血をよく繰り返していた。眼科では、アレルギー性結膜炎と診断されていた。2~3年前より白眼に出血を起こすようになり、毎月のように真っ赤な眼になっていた。出血を起こすと特に物が見えにくくなり、眼精疲労を強く感じるようになった。眼精疲労から肩こりや頭痛を感じることもしばしばあった。腰痛や膝痛もあったが、夫の光線治療を真似して照射していたら治ってしまった。眼精疲労の光線治療について指導を受けるために光線研究所付属診療所を受診した。
◆光線治療:3001-5000番の治療用カーボンを使用し、、両足裏部、両膝部各10分間、腰部5分間(以上集光器使用せず)、肝臓部5分間(2号集光器使用)、後頭部、眼・鼻部各5分間(以上1号集光器使用)、左右こめかみ部各5分間(以上2号集光器使用)照射。
◆治療経過:光線治療を開始してから3ヵ月間に白眼の出血は1回だけであった。眼のかゆみもなく、治療後は眼の周囲がすっきりして、特に物がよく見える感じがした。光線治療とても気持ちがよく、肩こりや頭痛もいつの間にか感じなくなった。光線開始後1年半の間に、白眼の出血は全く起こらなかった。また眼精疲労の症状も感じなくなった。現在は夫とともに健康維持を目的に光線治療を日課にしている。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著