ビタミンDがこれだけ重要という話 1
ビタミンDが不足している
ビタミンDは紫外線の作用で皮膚で産生され、活性化の過程を経て機能型(活性型)ビタミンDとなります。カルシウムの吸収、骨の成長促進、血中カルシウム濃度の調節、免疫機能の向上などの役割をもつとても重要な栄養素です。
日本人のおおよそ半数でビタミンDが不十分、約3割で不足しているといった統計もあるようです。生活環境や仕事の形態などから日光にあたる機会が減り、昔に比べて食生活が変化した現代では、ビタミンDの摂取が難しくなっています。とくに化粧品の使用によって日光にあたることの少ない女性に強くその傾向がみられ、ビタミンD不足によるさまざまな弊害が指摘されています。
(財)光線研究所 (「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著)