冷え症、低体温、めまいが改善した

 埼玉県/70歳・女性・主婦

 この10年間、病気でもほとんど寝たきりの姑の介護をしていました。昼も夜も気が抜けず、無理がたたって体調を崩してしまいました。眠いのに寝つけず、夜間に何回もトイレに立つようになりました。病院を受診しても、「精神的なものですね」と言われて、薬を処方されました。その後、指示通りに薬の服用を続けたところ、不眠症は少しだけ改善しました。

 ところが昨年、めまいと吐き気が現われ、新しい薬が出ましたが貧血で倒れて2カ月間入院し、退院後も通院していました。

 もともと平熱が34℃台しかない低体温で、冷え症にも悩まされていました。そんなとき、以前、友人に紹介されて購入したものの、まだ未使用だった光線治療器のことを思い出しました。

 ここは光線治療を行ってみようと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、自宅での治療法をうかがいました。自宅で光線治療を始めると、当初は疲労感がありましたが、数日経つと慣れてきました。

 光線治療を始めてから2カ月後には、足の冷えがやわらぎ、湯たんぽや靴下が不要となりました。若いころからの腰痛や便秘もずい分改善しました。体温は35℃台に上昇して、光線療法の威力を強く感じました。

 半年後には、体温が36℃を超えるようになり、冷え症が改善しました。今まではほとんど汗をかきませんでしたが、よく汗をかくようになりました。食事もおいしく、若返ったようです。長年患っていた冷え症が治ったおかげで、貧血にもならず、めまいや吐き気も治ったようです。

◆光線治療

治療用カーボン:3000-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦は20分間、両足首部①・両膝部②各10分間照射、腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左右咽喉部④は各5分間照射、⑦①②⑤⑥は集光器使用使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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