可視総合光線療法によるガン4症例と解説 4

卵巣ガン・濾胞性リンパ腫・膀胱ガン・肛門管ガン

■ビタミンD欠乏は膀胱ガンのリスクを増加させる(中国の研究2015年)

 ビタミンDと膀胱ガンリスクの関係は不明な点が多い。今回7つの論文をまとめて血中ビタミンD濃度と膀胱ガンの関係を検討した。別の5つの論文ではビタミンD摂取量と膀胱ガンリスクの関係を検討した。結果、血中ビタミンD濃度が低い時は高い時に比べて膀胱ガンリスクが34%増加した。以上、ビタミンDが低い状況は膀胱ガンが増加することが示唆された。

膀胱ガン 80歳 女性 主婦

 73歳時、血尿、排尿痛があり、膀胱鏡検査での膀胱三角部の細胞診断でクラスⅢbの細胞が検出され膀胱ガンと診断。治療はBCG膀胱内注入療法を受けた。光線治療器を持っていたので膀胱ガンの光線治療の確認で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診。

治療用カーボン1000-4008番を使用。⑦㉙⑥・下腹部中央部各10分間、①②③各5分間照射。

自宅で毎日光線治療。治療4ヵ月後、BCG膀胱内注入療法が8回終了し、膀胱鏡検査で異常なし。治療6ヵ月後、膀胱内の一部が赤みを帯びている部分があったが、病院治療を断り光線照射のみで経過をみた。治療1年後、膀胱内の粘膜の異常はなくなった。治療3年後、膀胱ガンの再発はなし。治療5年後、不整脈があり治療用カーボン3000-5000番で⑦②⑫④各5分間を照射。治療7年後の現在、ガンの再発はなく元気にしている。

光線研究第643号 令和6年4月1日発行 一般財団法人 光線研究所

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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