白血病のネコが5年も元気でいます
埼玉県/ネコ(報告者・飼い主の女性)
わが家で飼っているネコの小次郎は、生後1年で白血病と言われ、季節の変わり目には体調を崩し、その度に光線治療に助けられてきました。
この秋も、10月下旬ごろから急に食欲がなくなり、いつものような体調不良に陥りました。
今回はとくに体調も悪そうで、動物病院の血液検査の結果でも、重度の貧血、黄疸、腎臓・肝臓機能の低下、体温も35.3℃(ネコの平熱は38~39℃)と低く、「有効な治療法はない。安楽死考えたほうがよいでしょう」とまで言われました。
かわいそうな小次郎。目の前が真っ暗になり、そのまま連れて帰りました。できることは光線治療だけと、朝晩必死で光線をかけてやりました。
もともと光線の好きな猫で、名前を呼ぶと治療器の前で横になって体勢をとりますので、嫌がることなく光線をかけることができました。
何日か経って、スプーン1杯のスープを半分飲みました。水を飲むのもやっとの状態でしたので本当にびっくりしました。
それから少しずつ、1カ月くらいかけて元気になっていきました。今回の回復には時間がかかりましたが、瀕死のネコが光線に助けられたことで、改めて光線療法の威力に驚きました。後日元気になったネコを動物病院の先生に見せたところ、「白血病で5年も生きた猫は見たことがない」と言って、大変驚かれた様子でした。
家族の一員にあるネコの小次郎を助けていただき、光線治療には本当に感謝しています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修