網膜静脈分枝閉塞症が2カ月で回復
徳島県/77歳・男性・無職
昨春、右眼の視力が落ち、眼の前に色のついた物体がちらつき、血管のようなものが見えました。
眼科を受診し、症状を説明すると、先生が眼球をのぞく機械を見ながら、パシャリと写真を撮りました。できた写真を見ながら、パシャリと写真を撮りました。できた写真を見ながら先生が「中央部が少し腫れています。これは網膜静脈分枝閉塞症です」と、何やらむずかしい病名を言い渡されました。
これは網膜の静脈に血栓ができて、そこまで流れてきた血液の行く手が阻まれ、末梢の静脈から血液があふれ出して、網膜の腫れや眼底出血を起こす病気だそうです。まだ初期の段階なので、経過観察になりました。
不安になり長年使っている光線治療で、何か手当ての方法があるのではないかと、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談しました。先生から、「光線療法は眼底の血液の流れを改善する作用も期待できます。光線療法も併用しながら様子を見られるとよいでしょう」と言われ、光線照射を2カ月間毎日続けました。すると、眼科の診察では、「眼底の静脈の状態は回復しています」と言われたので、うれしくなりました。
その後も光線治療を続けた結果、1年後の診察では、「眼底の静脈はとくに悪くなっていません」、つまり、治っていると言われました。光線療法のお陰で、無事に回復することができました。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・肝臓部㉗・後頭部③・眼・鼻部⑯・右こめかみ部は㊲を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、③⑯は1号集光器使用、㉗㊲は2号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修