黄斑変性が改善し、血糖値も安定した
埼玉県/64歳・女性・主婦(149cm、43kg)
10年前、私は糖尿病を指摘されましたが、薬を飲むほどではなく、食事療法と運動療法を行っていました。ところが、昨年、夫が定年退職し、食事をいっしょとることが増え、カロリーコントロールが乱れてきました。また、夫が家にいるストレスも加わり、徐々に血糖値が上がってきました。昨年は、HbA1cが8%(基準値6.0%未満)にもなり、糖尿病の薬を飲むことになりました。
また、右眼の中心は見えていたのですが、視野の周辺がゆがむ感じで見えづらく、眼科で「加齢による黄斑変性」と診断されました。この病気は、最近増えていて、欧米では失明原因のトップだそうです。確実な治療方法はないと言われ、大変ショックを受けました。服薬を開始しましたが、血糖値は下がらず、HbA1chまだ7.5%もありました。
光線療法は、以前知人に勧められ、ときどき使っていましたが、眼と血糖値のことが不安になったので、光線治療の総合的な指導を受け、光線治療を指導いただきました。その日から、毎日欠かさず光線照射を続けました。
半年後の検査では、HbA1cは6.3%まで下がり、視力が徐々に上がってきました。しかし、黄斑部のシワが増えて、症状は進行しているようところ、「こめかみ部の照射がうまくできてないようですね」と指摘されたので、それに注意して治療して治療を続けました。
すると、眼科での検査の度に「患部の影が薄くなってきています」と言われ、驚かれました。
治療法がないと言われる黄斑変性症ですが、光線療法でよくなって、また、血糖値の方も安定してきており、本当に助かっております。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-5000番。
照射部位・時間:両足裏部⑦を10~20分間照射、背正中部㉘を10分間照射、両足首部①・両膝部②・肝臓部㉗・後頭部③・眼・鼻部⑯・左右こめかみ部㊱㊲を各5分間照射。⑦①②は集光器使用せず、㉘③⑯は1号集光器使用、㉗㊱㊲は集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修