右の副睾丸炎、中心性網膜炎が治癒した

 群馬県/62歳・男性・会社員

 10年ほど前、頻尿がしばらく続いたあと、急に睾丸が痛み始め、病院で副睾丸炎と診断されました。右の睾丸上部に大豆ほどの大きさのしこりができました。

 医師には「抗生剤を飲めば、1週間ほどで治ります」と言われました。しかし、薬を飲んでも一向に痛みや腫れがとれず、心配になっていました。

 そんな折、親しい友人から、光線治療を勧められ、早速、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診して、先生から指導を受けて光線治療を始めました。 

 光線治療で温めると、よけいに腫れたり、痛んだりしないかと心配しましたが、実際に光線をかけるととても気持ちがよく、徐々に痛みがやわらぎました。1週間ほどで痛みはとれ、また、大豆ほどの大きさのしこりも、米粒くらいに小さくなりました。それとともに頻尿も改善されました。

 このことから、光線治療の効果を実感し、それ以来、いろいろな症状に役立ててきました。

 2年前には、右目に中心性網膜炎を発症しました。右目で見ると、視野の中心部が黒く見えて、大変不自由な思いをしていました。この病気は、過労や睡眠不足が原因で、像を結ぶ網膜の中心部が炎症を起こすのだそうです。眼科の薬を続けていましたが、一向に症状は改善されず、「あとは、生活に注意して様子を見ましょう」と言われ、定期的な検査を受けるだけでした。

 これはもう、光線治療しかありません。再び貴所(光線研究所付属診療所)を受診して指導を受け、中心性網膜炎の光線治療を始めました。眼科でもらった薬は、さっぱり効果がありませんでしたが、光線治療をすると、黒く見えていた部分が徐々に薄くなる感じでした。

 さらに光線治療を続けると、2カ月で右目の黒く見えていた部分は完全に治りました。眼科の先生には、光線治療のことは話さなかったので、急に見え具合がよくなったことが不思議そうでした。

※副睾丸:精巣(睾丸)の外側に付属し、精巣上体、睾上体ともよぶ。 精巣で作られた精子を蓄えて成熟させる器官。

◆光線治療(副睾丸炎)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥を各5分間照射、睾丸部(患部)を10~20分間照射。⑦②⑤⑥は集光器使用せず、睾丸部(患部)は2号集光器使用。

◆光線治療(中心性網膜炎)

治療用カーボン:3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・右目(患部)を各10分間照射、両膝部②・肝臓部㉗・後頭部③を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、③は1号集光器使用、右目(患部)・㉗は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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