薬も効かなかった潰瘍性大腸炎がよくなった
埼玉県/52歳・女性・主婦(149cm・37kg)
光線療法との出会いは、かれこれ20年以上も前になります。新婚当時、私たち夫婦は、夫の両親のすぐに近所に住んでいて、いろいろと干渉されてとてもストレスになっていました。
そのせいか、しょっちゅうお腹が痛むようになり、そのうち便に血も混じるようになりました。最初は痔かと思って放っていましたが、徐々に腹痛が強くなり、出血も増えたので、病院を受診したところ、大腸に潰瘍が広がったいて、潰瘍性大腸炎と診断されました。
この病気は、慢性的に大腸に炎症と潰瘍の発生を繰り返して、完治できない難病と知って、びっくりしました。病院で処方された薬を飲んでいましたが、ひどい腹痛や下血は治まらず、1年ぐらい大変な思いをいました。
そんな折、人づてに光線療法のことを聞き、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。貴所の先生から、「光線療法で潰瘍性大腸炎の症状が改善して、薬を減らした例ややめられた例もある」とうかがったので、早速、治療器を用意して、自宅治療を始めました。
早くよくなりたい一心で、1日3回の治療を行いました。そうしたところ、徐々に症状は改善してきたので、半年ぐらい薬をやめましたが、症状は悪化することがなく、光線治療だけにしました。
病院の先生にも光線療法を話をしましたが、「そんなもので治るはずはない」と一蹴されたので、その後も光線療法の話はやめました。病院からはいまも薬が処方されますが、全く服用も出ていないと、不思議に思われています。
発病して20年以上経ちますが、大腸の検査では潰瘍が治った痕がたくさんあり、ポリープもあるようですが、悪性のものは全くありません。気になる不快症状もなく、元気に過ごしています。
光線療法に出会わなければ、潰瘍性大腸炎を繰り返して、大変な思いをしていたと思います。光線療法には、本当に感謝でいっぱいです。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-3001番。
照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔・後頭部③を各5~10分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、㉓㉔③は1号集光器使用。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修