肺ガンの疑いがあった腫瘍が消えた

 広島県/76歳・男性・石材業

 私は、石材業を50年間ずっと営んでおります。

 いまから8年ほど前、町の総合病院の検査で、塵肺(長期間、粉塵を吸入することで肺の組織に変性をきたし、心肺機能が低下する疾患。職業病のひとつ)があると注意され、定期的に検査を受けていました。塵肺のほうは、その後変化がないので大丈夫と言われて、安心していました。

 ところが、2年前のお盆過ぎに突然体調を崩し、疲れやすくなり、咳がしきりに出るようになりました。夏風邪かとも思いましたが、喀血もあり、微熱もあったので、近くの病院を受診しました。

 そこでは肺炎と診断され、肺炎の治療を受けましたが、一向に回復しないので、大学病院に行って診てもらったところ初めて右肺に直径1.5cm、長さ4cmの腫瘍が見つかりました。

 肺ガンの疑いがあるとのことで、手術を勧められ、一時は手術を受ける覚悟を固めました。しかし、長い間使っている光線療法の驚異的効果を思い起こし、思い切って手術をとりやめにして、光線治療にかけてみることにしました。 

 娘が東京に住んでいるので、娘の所からしばらく貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に通院治療することにしました。1ヵ月間、ほぼ毎日通院治療したところ、咳や痰、微熱もだんだん出なくなりました。からだに力がついて、前よりも早く歩けるようになり、目もはっきり見えるようになりました。

 1ヵ月の通院治療で、信じられないくらい元気になり、あとは広島に帰って、自宅で光線療法を行うことにしました。広島の自宅でも、3台の治療器を使い、肩甲骨間部⑫は1時間くらい照射することもありました。広島に帰ってから1ヵ月後、病院での肺の検査で、腫瘍の影が薄くなっていると言われ、うれしくなりました。 

 その後も休まず、自宅で光線治療を続けました。現在、右肺には曇りひとつ見ることはありません。これも貴所の院長先生、諸先生方、職員の皆さまのお力の賜物と、厚く御礼を申し上げます。

◆光線治療

治療用カーボン:1000-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥・肩甲骨間部⑫を各10分間照射、左右咽喉部④を各5分間照射。⑦①②⑥は集光器使用せず、⑫は1号集光器使用、④は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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