自然妊娠して、間もなく出産予定です
群馬県/女性・主婦
私は4年前に長男を出産しましたが、その後、2人目に恵まれない不妊症で悩んでいました。基礎体温をつけていましたが、高温期と低温期がきちんと分かれておらず、見た目には低温期しかないようで、いつ排卵しているかわかりませんでした。
婦人科での検査では、ふつう排卵期近くなると卵胞は大きくなるそうですが、私の場合は「少し大きくなって、いるものの、毎月、処方された排卵誘発剤を服用していました。夫も検査を受けたところ「精子の数が少なく、普通に妊娠するのは難しい」と診断され、人工授精も2回行いましたが、結局、妊娠しませんでした。
その後、婦人科で「卵胞の大きさと子宮内膜の厚さが一致しない」とも言われました。普通は卵胞が大きくなって子宮内膜も厚くなるそうですが、私の場合は「卵胞はそれほど大きくなっていないのに、子宮内膜が大変厚くなっている」とのことで、「一度子宮内膜を剥がしで検査をしたほうがよい」とも言われました。いろいろな検査をして、治療をしてもさっぱり効果がなく、内心は2人目を産むのをあきらめかけていました。
そんなとき、光線療法が役立つのではないかと思いつきました。私の実家では光線療法を以前から行っており、私が結婚するときにも、光線治療器を両親からプレゼントしてもらいました。私自身も長男を出産したときのつわりの改善などに使ったことがありました。そこで、早速貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に不妊治療について相談し、光線療法の指導を受けました。
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足首部①10~20分間、両膝部②と腓腹筋部㉙は1日おきに交互に各10分間、両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)・後頭部③5分間、左右下腹部㉓㉔(以上1号集光器使)各5~10分間照射するとのことでした。
2回の人工授精をしてもダメで、もう2人目は無理とあきらめかけていたのに、指導どおりに光線照射を続けたところ、数ヵ月で自然妊娠しました。
その後も順調に育ち、いよいよ待望の出産予定日が近づいてきました。夫も上の子も2人目の出産を心待ちにしています。光線療法のすばらしい効果と、嫁入り道具に光線治療器をプレゼントしてくれた両親に感謝している日々です。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著