生理痛、肩こりが3ヵ月で改善
【治験症例 5】
生理痛、肩こり
26歳・女性・主婦
◆症状の経過
20歳で社会人になってから生理痛が出るようになったが、最初ころは市販の鎮痛薬で痛みも治まっていた。しだいに出血量、痛みとも強くなってきたので、婦人科で診察を受けたが、とくに異常は見つからなかった。勤務先の冷房が非常にきつく、夏でも靴下が手放せなくなり、肩こりもひどく、吐き気を感じることもしばしばあった。結婚して半年になるが、症状の改善が見られないので、母親の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・左下腹部㉓各10分間、両膝部②・腰部⑥・右下腹部㉔・頚椎下部㉜各5分間照射。⑦①②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔㉜以上1号集光器使用。
◆治療の経過
治療開始1ヵ月後、基礎体温の高温期がしっかり出るようになり、以前より寒さこたえなくなった。
治療開始2ヵ月後には生理痛はなくなり、出血量も減った。手足の冷たさも意識しなくなってきた。
治療開始3ヵ月後には、以前はプルーンを飲まなければ排便できなかったのが、毎日スムーズに排便できるようになった。寝つきもよく、睡眠も深くなった。肩こりもなくなり、体調が悪いと感じるところはなくなった。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著