子宮内膜症による下腹部の張りと痛みが改善
【治験症例 1】
チョコレートのう腫
33歳・女性・会社員
◆症状の経過
30歳時より、生理のたびごとに左下腹部痛がだんだん強くなってきた。左下腹部に常に圧迫感を感じるようになり、不正出血もあったので検査を受けたところ、子宮内膜症によるチョコレートのう腫と診断された。ヶ月間ホルモン治療を受けたが変化がなかったので、手術を勧められた。以前、卵巣のう腫を光線療法で完治させた姉の紹介で、当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔各10分間、両足首部①・両膝部②各5分間照射、⑦⑥①②以上集光器使用せず、㉓㉔以上集光器使用。
◆治療の経過
自宅で毎日光線治療を行った。治療開始1ヵ月後、左下腹部の張りと痛みが改善し、できなかった仰向けの姿勢が、楽にできるようになった。治療開始3ヵ月目で6cmのチョコレートのう腫が4cmに縮小した。1日おきだった排便も、毎日スムーズに出るようになった。
夏でも靴下が手放せないほどの冷え症であったが、気がつくと足がポカポカして、眠りも深くなっていた。症状はなくなったが、完治を目指して治療を継続中。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著