子宮筋腫にともなうめまい、貧血が改善
【治験症例 1】
子宮筋腫、貧血
37歳・女性・会社員/身長153cm・体重55kg
◆症状の経過
20歳代後半より病院で子宮筋腫と診断されていた。
30歳以降筋腫が大きくなり、生理時の出血量が多くなった。鉄材を服用してもヘモグロビン(Hb)値が12g/dlをこえず、生理後はいつも6~7g/dlで。動悸や息切れ、めまいなどの貧血症状が頻発していた。手術を強く勧められていたが、仕事の休みもとれないため、先延ばしにしていた。友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線療法
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦10分間、両膝部②・腰部⑥各5分間、(以上集光器使用せず)、左右下腹部㉓㉔各10分間(以上1号集光器使用)照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を開始した。治療開始1ヵ月間で腹部がやわらかくなり、張った感じがなくなった。動悸や息切れなど貧血の症状mもなくなり、通勤中の立ちくらみもなく、体力がついたことを実感した。治療半年後、貧血の使用を表すHb値は13g/dlに増加して正常範囲になった。子宮筋腫の縮小を目指して光線治療を継続している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著