網膜黄斑変性症の見えにくさが改善した
神奈川県/女性・主婦
数年前、友人の勧めで光線治療器を求めたものの、ほとんど使用することなくすごしてきました。ところが2年前の秋、眼の異常に気づき、病院を受診したところ、網膜変性症との診断を受けました。
私の場合、患部が視神経の近くなので、「レーザー治療も使用できず、現在治療法なし」とのことでした。この病気は、なぜ発病するのか解明されておらず、有効な治療法もなく、しかも失明原因の上位いランクされているとのことでした。
月1度の視力検査のみで何の治療もなく、このままどんどん見えなくなってしまうのかと、とてつもない不安感におそわれていました。そして「ハッ!」と光線治療器を思い出し、光線療法を始めることにしました。それまで開いたこともなかった光線療法の指導書を読み、次のように光線照射を始めました。
治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦10分間、両膝部②(以上集光器使用せず)・肝臓部㉘(2号集光器使用)・後頭部③(1号集光器使用)各5分間、眼部⑯(1号集光器使用)・左右こめかみ部㊱㊲(2号集光器使用)は1日おき交互に各5分間照射。
光線照射を始めてから10カ月ほどで、左眼の中心に見えていたシミのようなものがなくなりました。
それまで見えなかった電話の横に貼ってある番号の文字も、肉眼でわかるようになったのです。とてもうれしくて、光線療法を勧めてくれた友人(友人の父上は海軍の軍人で、昭和初期から家じゅうで治療器を使っていた由)に「ありがとう」を何回も言いました。
昨年1月、病院の視力検査で、視力が上がっていたので、担当医に「民間療法か何か、していますか?」と尋ねられました。私は光線療法のことを話しましたが、不思議そうに聞いているだけでした。その後、眼の症状は進行せずに、落ち着いています。
ワラをもつかむという表現がありますが、何と強いワラでしょう。光線療法に感謝をこめてご報告いたします。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著