ひどい耳鳴りが2ヵ月で改善
東京都/57歳・女性・主婦
光線療法は、50歳ころに姉に勧められ、腰痛や歯槽膿漏・水虫などでお世話になりました。まだ仕事もしていたので、毎日照射することは、、なかなかむずかしかったのですが、それでも光線照射を行うと、腰の痛み、歯の痛みなどがすぐに軽くなったので続けていました。
ところが、57歳になった年の暮れ、首すじから肩にかけて張りが強く、とても重く感じ始めました。さらに、年明けから急に耳鳴りが出てきました。とくに夕方から夜にかけて、疲れてくるからか、ガンガンと強く鳴り、睡眠も満足にとれなくなりました。
耳鼻科を受診しても、聴力は悪くないし、耳自体には異常がなく、「耳鳴りは治療は難しいので、がまんしてつき合っていくしかないですね」とそっけいない返事です。鍼や漢方の治療も受けましたが、一時的にはよくなる感じがあるものの、またすぐに元にもどってしまいました。
これは光線療法しかないと思い、治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・後頭部③・前額部⑮の照射を始めました。
照射当初は首のこりも軽減し、耳鳴りも軽くなる感じがありました。しかし、さらに照射を続けると、逆に耳のまわりに響く感じがあり、気分もよくないので、貴付属診療所(光線研究所付属診療)を受診しました。貴所からは次の処方を自宅で行うようにと指示されました。
治療用カーボンは3001-4008番、または3002-5000番で、両足裏部⑦10分間、両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)・左右耳部⑰⑱(2号集光器使用)各5分間照射。
治療用カーボン3001-4008番で照射すると、夜間眠れなくなり、フラフラする感じがしたので、3002-5000番に替えて照射を続けました。
多少耳鳴りが軽くなる感じがあるのでしばらく続けましたが、今度は光線照射後に、後頭部がガンガンする感じが出てきました。
再び貴所に相談し、左右乳突起部㊵(以上2号集光器使用))各5分間追加すること、治療用カーボンについては、自分で好感のある組み合わせを試すようにとアドバイスがありました。いくつか試してみると、1000-5002番の組み合わせがよかったので、続けてところ徐々に耳鳴りは軽減して、2ヵ月ほどでひどかった耳鳴りは止まりました。
その後、5年経ちますが、耳鳴りの再発はありません。耳鼻科で治療はむずかしいと言われた耳鳴りが、光線療法で治すことができ、大変感謝しております。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著