中耳炎が完治、変形性股関節症も改善
【治験症例 2】
急性中耳炎、変形性膝関節症
63歳・女性・塾講師/身長156cm・体重50kg
◆症状の経過
変形性股関節症の治療のため、2ヵ月前から週2回当付属診療所(光線研究所付属診療所)に通院中であった。光線治療と並行して、プールで水中歩行のリハビリを行っていたが、風邪を引いてから右耳に痛みを感じるようになった。耳鼻科で急性中耳炎と診断され、聴力低下も指摘された。抗生物質を処方されたが服用せず、光線治療を追加することにした。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・腓腹筋部㉙・両膝部②・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔・後頭部③・左右咽喉部④各5分間、右臀部⑬・右耳部⑱各10分間照射。⑦㉙②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔③⑬以上1号集光器使用、④⑱以上2号集光器使用。
◆治療の経過
変形性股関節症は、当初10分間歩行するのもやっとであったが、水中歩行と光線治療を続けた結果、1年後にはハイキングに行けるほどに回復した。中耳炎は1週間で痛みがなくなり、1ヵ月後の耳鼻科の聴力検査では正常になっていた。その後、中耳炎の再発は見られない。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著