嗅覚の鈍さ、鼻詰まり、耳の聞こえが改善
【治験症例 4】
鼻詰まり、鼻汁、後鼻漏
62歳・女性・美容師
◆症状の経過
子どものころから鼻が悪く、21歳時に副鼻腔炎の手術を受けた。その後は年齢とともに鼻詰まり、鼻汁、後鼻漏、咳、痰が多くなり、50歳代には嗅覚が鈍くなり、耳の聞こえも悪くなってきた。
60歳時、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部各10分間、腹部⑤・腰部⑥・左右咽喉部④各5分間、鼻部⑯・左右耳部⑰⑱各5分間照射。⑦①②⑤⑥以上集光器使用せず、④⑯⑰⑱以上2号集光器使用。照射部位が多いのでその日の様子で照射部位の組み合わせを変更した。
◆治療の経過
自宅で光線治療を行った。冷えると鼻詰まりが強くなることがあったが、光線治療を続けることでからだが温まり、鼻の通りがよくなってきた。
治療4~5ヵ月で、鼻詰まり、後鼻漏が減り、少しにおいがわかるようになり、耳の聞こえもよくなってきた。治療2年後の現在、病院の薬をは使わず、光線治療のみで鼻詰まりは完治し、気分よく毎日をすごしている。まだ嗅覚の回復が完全ではないため、治療は継続している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著