夜間頻尿、尿のもれが改善した

 広島県/87歳・男性・無職

 30数年前に光線治療器を購入して以来、風邪を引いたときはもちろん、痔、骨折、肋膜炎、前立腺癌肥大症など、数え切れぬほど光線治療のお世話になってきました。

 私は今年87歳になりましたが、お陰さまで内臓にはまったく異常なしにすごしております。ところが、数年前から難聴になりました。耳鼻科では加齢によるもので、「補聴器で補うしかない」と言われました。

 いろいろな補聴器を試しても自分に合うものがなく、半ば諦めておりました。しかし、最後の手段として光線療法を行うことを思いつき、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に問い合わせましたところ、次のようなアドバイスをいただきました。

 治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①各10分間、両膝部②・腹部⑤・腰部⑥(以上集光器使用せず)・後頭部③(1号集光器使用)・左右耳部⑰⑱(2号集光器使用)各5分間照射するというものでした。

 アドバイスが届いた4月10日から6月9日までの2ヵ月間、1日も休まず、夕食後から就寝までの間に約1時間半、指示された時間よりも多めに照射を続けました。

 ところで私は、80歳をすぎたころから足の冷えを感じていました。泌尿器科を受診しても、腎臓や膀胱の機能には異状がなく、これも「加齢によるものでしょう」と片付けられてしまいました。

 毎晩1~2時間おきにトイレに行かなくてはならず、どうにも熟睡感がありませんでした。このことも貴所(光線研究所付属診療所)に相談したところ、「難聴の光線療法を続けて、それに加えて両足裏部⑦・両足首部①をとくに充分温まるまで照射して、冷えのないようにしてください」と追加のアドバイスがありました。多い日には20~30分くらい、⑦と①の部位を照射する日もありました。

 その甲斐があってか、最近では足の冷えがやわらいだように感じ始めました。そんな矢先の6月7日の夜は、朝まで一度も起きることなく、久しぶりで熟睡することができました。

 その後も光線照射を継続中ですが、夜間尿がない日が増えてきました。さらに、最近では排尿の「キレ」がよくなり、尿もれで下着を汚すこともなくなり、30年来行ってきた光線慮法にもますます自信がつきました。難聴もいずれ必ずよくなるという確信が持てました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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