高かった慢性糸球体腎炎の検査値が改善した

 山口県/72歳・女性・主婦

 現在72歳になります。今回腎臓病が光線療法でよくなりましたので、私のうれしい気持ちをご報告します。

 私は小さいころから鼻、のどが悪く、寒くなるといつも扁桃炎を起こしている状態でした。また、胃腸も弱い体質でした。54歳のころ、親戚の勧めで光線療法と出会うことができました。その後は光線療法のお陰で、鼻、のどは悪くならず、膝の痛みや白内障の改善にも光線療法を愛用してきました。

 70歳になった冬、珍しく扁桃炎がひどくなり、病院を受診できました。タンパク尿が出ており、IgA腎症と診断されました。病院から出る薬はお断りして、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談し、光線照射を次のように行いました。

 治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・左右咽喉部④は、1日2回照射することもありましたが、照射とともに血液のIgAの値は570→480→474→430→350mg/dlと徐々に下がったので、大変うれしく思いました。

 もともと寒さに弱い体質なので、一年中光線療法なしではすごすことができません。これからも再発しないよう、扁桃と腎臓に対する光線療法を続けて行きます。

◆コメント

 IgA腎症はわが国で最もよく見られる慢性糸球体腎炎で、以前は予後が良好といわれていたが、最近の研究では予後不良のケースも少なくないことが明らかになってきた。

 IgA腎症では血液中のIgA(免疫グロブリンの一種)値が高くなる特徴が見られ、半数以上の患者で350mg/dlを超える。本治験例でもIgAは最高で570mg/dlと高い数値を示したが、光線療法を続けるとともにその値が徐々に下がってきた。本症は感染症を予防することが重要であり、光線療法で扁桃炎を繰り返さないようにすることが治療の基本となる。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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