下腹部の張りがとれ、排便がスムーズ
【治験症例 4】
下腹部の張り、便秘
80歳・男性・会社役員/身長164cm・体重62kg
◆症状の経過
70歳ごろから、前立腺肥大症を指摘されていた。5年前よりガスで下腹部が張ったり、便が出にくくなった。
夏でも下肢に冷えを感じ、3年前からは毎年冬になると坐骨神経痛による左大腿部痛で、歩行困難になることも多かった。妻の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000晩を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・腓腹筋部㉙・両膝部②・後大腿部㉚・腰部⑥(以上集光器使用せず)・腰上部・左右下腹部㉓㉔・後頭部③(以上1号集光器使用)・前立腺部㉖(2号集光器使用)各10分間。
◆治療の経過
当所(光線研究所付属診療所)へ1週間に2~3回通院し、治療器4台で治療を行った。治療2回目終了後より、下腹部の張りがなくなり、スムーズ排便できるようになった。便通の具合がよくなるとともに、一晩4回あった夜間尿が2回に減り、熟睡できるようになった。
光線治療15回目(1ヵ月後)より、下肢の冷えが緩和し、坐骨神経痛による下肢痛が気にならなくなった。
治療40回目(3ヵ月後)には、排便・排尿の具合も大変よくなったので、自宅治療に変更した。以後2年間体調は大変よく、1ヵ月に3回ゴルフを楽しんでいる。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著