胃の全摘術後の体調が順調に回復、胆石も消失
【治験症例 7】
胃ガン術後の胆石
62歳・女性・主婦/身長158cm・体重55kg
◆症状の経過
60歳時、市のガン検診で胃ガンと診断されて、胃の全摘手術を受けた。術後は体重が57kgから46kgまで減少した。全身状態回復のために、友人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは1000-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥(以上集光器使用せず)各10分間、左右下腹部㉓㉔・後頭部③(以上1号集光器使用)各5分間照射。
◆治療の経過
治療によって足が温まり、食欲が徐々に改善してきた。治療初期は下痢がなかなかよくならなかったが、治療3ヵ月後から便通も改善された。
治療1年後の超音波検査で、直径約8mmの胆石があることが判明した。痛みはないが、念のため肝臓部㉗(2号集光器使用)・背正中部㉘・(1号集光器使用)各10分間の照射を追加した。
治療2年後の現在、全身状態は大変よく、家事は問題なく行うことができる。体重も55kgまで回復した。
1年前指摘されていた胆石は、いつの間にか消失していた。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著