余命1年と言われた胃ガンが消えた
鹿児島県/89歳・男性・無職
私は現在89歳の男性です。2年前に胃のもたれ感があり、町の健康診断のときにバリウム検査を受けました。すぐに精密検査を受けるように言われ、今度は町立病院で胃カメラの検査をしました。
その結果、胃ガンと診断され、鹿児島市内の総合病院を紹介され、1週間の検査入院を受けました。医師には「胃ガンは胃の出口の部分にあり、すでに胃中央部にも広がっているので、胃を全部とらなければなりません。手術をしなければ余命1年くらいです」と言われました。
しかし、私は「もう87歳ですし、痛いところもないので、いまさら手術はしたくない」と断り、無理やり退院して自宅に戻りました。
兄は鹿児島市内で光線治療院を開業しており、90歳をすぎた現在でも現役で活躍しています。その兄に早速相談したところ、毎日光線照射を行い、漢方薬を飲むように言われました。
【光線治療の方法】治療用カーボンは、1000-4008番と4000-5000番を交互に使用すること。両足裏部⑦10分間、両膝部②・腰部⑥・左右下腹部㉓㉔各5分間、背正中部㉘・上腹部⑪各15分間、肩甲骨間部⑫5分間照射。⑦②⑥以上集光器使用せず、㉓㉔㉘⑫以上1号集光器使用、⑪2号集光器使用。
【漢方薬】お茶の水クリニックの森下敬一先生より漢方薬を処方していただき、毎日煎じて飲むこと。
この治療を毎日確実に行いました。もともと「胃のもたれ感」くらいしか自覚症状がなく、自分では胃の中がどうなっているのか想像もつきませんでした。食事はおいしく食べられるし、胃のもたれ感もなくなったきたので、悪くはなっていないだろうと漠然と考えていました。
光線照射を始めてから6ヵ月目に、町立病院で精密検査を受けたところ、「胃ガンは進行していない」と診断されました。自分としては、からだの具合もよく、このまま照射を続けていけば大丈夫だろうと確信し、さらに光線療法を続けていました。
照射開始1年後、再度、病院で精密検査を受けました。すると、医師は「胃カメラで何度見ても、あったはずのガンがなくなっている。完全に消滅している」と大変驚いた様子で話してくれました。
自分でもいきなり「ガンがなくなっている」と言われ、半信半疑でしたので、翌日息子を病院長のところへ行かせました。そこでも「ガンは完全になくなっています」と言われました。さらに1週間後の精密検査の結果でも、異常値は見つからなかったとのことでした。
これなら本当に治ったのだと大喜びで、兄に報告したところ体調管理のためにも光線照射は続けるようにと言われ、現在でも毎日照射は続けております。
私が診断を受けたところに、相前後して胃ガン手術を受けた79歳の知人が2人いましたが、2人とも術後1年足らずで亡くなってしまいました。私は、光線療法で命拾いをすることができました。現在は至極健康で、毎日ゲートボールに走りまわっています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著