大腸、肝臓、甲状腺、肺ガン術後でも元気に
千葉県/61歳・女性・主婦
私は9年前に大腸ガンの手術と抗ガン剤治療を受けました。しかし、翌年にはガンが肝臓に転移したので、肝臓を半分切除して、また抗ガン剤の治療を行いました。その後、数年間は経過がよかったのですが、3年前に甲状腺ガンと転移した多発性肺ガンが見つかりました。左の甲状腺と左肺の大きめのガンを切除しましたが、そのほかの10個近い小さなガンは切除できず、あとは様子を見るしかないと言われました。
もうこれで、病院では積極的な治療ができないということがわかり、絶望的な気持ちになりました。3度の大手術で体力は低下し、何をするにもすぐ疲れてしまう状態でした。幸いなことに肺ガンによるつらい症状はありませんでしたが、切除できずに残っている10個近い肺ガンがいつ大きくなり、ガンの症状が出てくるのではという不安を抱えながら、何とか3年間をすごしてきました。
そんなとき、知人から光線療法がとてもよいということを聞きました。早速、光線治療器を求め、自己流ながら自宅での照射を始めてみました。そうすると、疲れがとれやすくなり、しだいに食欲もでてきて、よく眠れるようになってきました。
貴付属診療所(光線研究所付属診療所)にもお伺いし、先生から効果的な光線療法の指導を受けて、自己照射と通院照射を続けました。
治療用カーボンは1000-4008番を使用し、照射部位と照射時間は次のとおり行いました。両足裏部⑦10分間、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥各5分間、肩甲骨間部⑫10分間、後頭部③・左右咽喉部④各5分間照射。⑦①②⑥⑤以上集光器使用せず、⑫③以上1号集光器使用、④2号集光器使用。
貴所への通院照射では、4台の治療器で40分間の光線照射を受けました。自宅(1台の治療器)でする照射とは違って、とても気持ちよく、短時間でからだが温まりました。徐々に体調もよくなり、これまでは絶望的な気持ちになっていましたが、光線療法を行うことで希望が持てるようになりました。
気持ちも前向きになってきました。
地域のサークル活動にも積極的に参加できるようになり、まわりの人たちに「いくつも大病をしたのに、どうしてそんなに元気なの?」と驚かれるほどになりました。
先週は、海外に単身している夫のところに、私ひとりで行くことができました。
心配だった肺ガンのほうも、大きくなっていないようです。この調子でこれからも、光線療法とともに元気に暮らしていきたいと思っております。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著