肺ガン術後の経過が良好、抗ガン剤も中止となる
埼玉県/66歳・男性・大学講師
10年前、健康診断で左肺の影を指摘されました。咳も痰もなく自覚症状もまったくなかったので、1年に1回の検査で様子をみてました。ところが、昨年の検査で影が広がっていると言われ、半年後に再度検査を受けました。その結果、肺ガンの可能性が非常に高いことがわかり、大学病院で精密検査を受けました。そんな折、妹の紹介で貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。
精密検査の結果が出るまでの光線照射として、治療用カーボン1000-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・肩甲骨間部⑫を各10分間照射の指示をいただきました。
自宅で毎日、光線照射を行いましたが、肺ガンと診断されたので、1ヵ月後に肺の左上葉切除手術を受けました。入院まで毎日光線照射を続けたせいか、術後の経過もよく、同室患者の中でいちばん早く退院できました。
退院後は、再発予防のため抗ガン剤の服用を始めましたが。そのせいか、しゃがれ声と咳が出るようになりました。そこで、貴所(光線研究所付属診療所)を再診し、左右咽喉部④を各5分間追加照射する指示をいただきました。お陰さまで、術後3ヵ月の検査では異常なく、経過は大変順調と主治医に言われました。しゃがれ声もなくなり、咳も出なくなりました。
大学の講義も再開しましたが、大教室の授業もマイクを使わずに講義ができました。講義の後も疲労感はまったく感じませんでした。自宅から大学までは片道2時間かかるので、以前は電車の中でも座りたくなることもありましたが、光線療法を始めてからは2時間立ちっぱなしでもまったく疲労を感じなくなりました。
左背中の手術の後の痛みも、術後4ヵ月後からはまったく気にならなくなりました。その後も体調がよく、術後2年目の検査では、「非常に調子がよいので抗ガン剤はもう中止しましょう」と主治医に言われ、ほっとしました。術後5年目に、晴れて完治のお墨付きをもらいました。
肺の機能も健常人と同様に戻り、現在は術後10年が経過しましたが、ますます元気になっています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著