手術不能の肺ガンが抗ガン剤と光線療法で消失した

 愛知県/83歳・男性・無職

 肺炎で2週間ほど入院しました。熱も下がったので退院を許可されました。その後もなかなか咳が止まらず、「もう一度入院してしっかり治したらどうか」と主治医に言われて、再入院しました。2週間経っても咳が止まらず、苦しかったのですが、同室の85歳の方と話しが合い、精神的にはさほどつらさはありませんでした。しかし、毎週のように検査器械を変えてレントゲン写真を撮られ、身体的にはかなりきついものがありました。

 2週間後に、「最後の写真を撮ります」と看護師さんが車椅子で迎えに来ました。気管から肺へカメラを入れて見るつらい検査で、40分以上もかかりました。 

 翌日、説明室に呼ばれ、妻と娘の立ち会いのもとで、「非常に悪質な肺ガンだ」と告知されました。手術もできないとのことだったので、自宅で光線治療をするしかないと思い、退院を願い出ました。

 主治医からは、毎日の抗ガン剤服用と週1回の点滴に通院することを条件に、退院を許可されました。言われたとおりに、朝、昼、晩と1日3回薬を飲み、週に1回は点滴を受けるために通院しました。

 光線療法は、1日2回、朝と晩に治療用カーボン1000-4008番の組み合わせで、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・胸骨部㉛・肩甲骨間部⑫・左右咽喉部④を合計で1時間30分間、照射しました。両足裏と両足首は冷えがなくなるまで行い、胸と背中はそれぞれ20~30分間たっぷり照射しました。

 光線照射を始めて1ヵ月ほどたった診察のとき、「明日、もう1回写真を撮りましょう」と言われたので、「きょう撮ったばかりなのに、また撮るのですか?」と主治医に尋ねました。「念のため今度はしっかり撮ります。医療ミスがあるといけないので、念には念を入れて行うのです」と言われました。その翌日に、検査結果は1週間後にと言われたので、その日はいつもの点滴をして帰りました。1週間後の診察時、主治医は私の顔を見るなり、「あのガンが消えてなくなった。不思議なことに、どこを探してもガンが見当たらない。完治だな」と言われました。

 一時は絶望的になりましたが、光線療法を信じて徹底的にやったのがよかったのだと思いました。親切に光線療法の相談に乗ってくださった貴付属診療所(光線研究所付属診療所)の先生方は命の恩人です。本当にありがとうございました。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

中央林間うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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