不整脈の不快症状と手足のしびれが改善した
島根県/85歳・男性・無職
若いころから元気なことが取り柄で、病院には縁のない生活を送ってきました。しかし、80歳すぎからは何となくいつも頭が重く、とくに毎日午後3時すぎより手足のしびれを感じようになりました。
しだいにしびれを感じるよう時間が長くなり、寝つきも悪くなって不眠症で苦しむようになりました。医師からは「動脈硬化症で不整脈も出ているために、症状が悪くなったのだろう」と言われ、血液循環の改善薬など6種類の薬を処方されました。薬を飲むだけでお腹がいっぱいになり、毎日薬を飲むのがとても苦痛でした。
光線療法は、妻が5年前に腰痛や膝痛治療のために使用し、現在はよくなりましたので、時折使う程度でした。「血行をよくするなら光線療法のほうが薬より光線療法ずっと効果的よ」と言われ、とりあえず妻が使っていた治療用カーボン3001-4008番を用いて、2ヵ月間照射しました。手足のしびれは若干改善した感じでしたが、不眠症はまったく改善が見られませんでした。思い切って貴付属診療所(光線研究所付属診療所)へ相談し、次のような指示をいただきました。
◆午後3時ごろに行う治療
3001-4008番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦を10分間、両足首部①・両膝部②・腹部⑤(以上集光器使用せず)・左右こめかみ部㊱㊲(以上2号集光器使用)を各5分間。
◆寝る前に行う治療
3000-5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏部⑦を10分間、腓腹筋部㉙・両膝部②(以上集光器使用せず)・左右咽喉部④(2号集光器使用)を各5分間照射。
光線照射を始めてしばらくすると、まず寝つきがよくなり、不眠症は解消しましたが、午後の不快感はなかなかよくなりませんでした。その後、照射開始半年後からは、手足のしびれ感を感じなくなってきました。不正脈もほとんど出なくなり、主治医に「だいぶ調子がよくなりましたね」と言われました。現在、光線療法を始めて4年ですが、薬の種類も半分になり、体調もよい状態が続いています。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著