虚血性の心臓病が光線治療で安定している
石川県/78歳・女性・主婦
約5年前にひどい腰痛と膝の関節痛を患い、痛み止めの注射や内服薬を飲んで、胃を悪くしたときに、光線療法で症状が改善したことがあります。その後は油断して光線療法から遠のいていました。
今回の報告は、心臓病のことです。私は47~48歳のころ、心臓病で倒れたことがあります。当時、頭痛や頭重感、吐き気が強く出て、半身不随状態となりました。約半年間入院し、リハビリでようやく歩けるようになりました。その後ときどき検査を受け、薬を継続して内服しました。
また、冠動脈にカテーテルを入れて、バルーンを膨らませて狭窄部を広げ、冠動脈の血流をよくする冠動脈形成術を受けました。
処置後、少しでもよくなればと思い立ち、すぐに貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、次のような治療法を指示されました。
治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥は集光器使用せず、肩甲骨患部⑫・後頭部③は1号集光器使用、左右咽喉部④は2号集光器使用、⑦は10~20分間、②⑥は各10分間、⑫③④は各5分間の照射でした。
冠動脈形成術(バルーン治療)の2ヵ月後から、毎日ご指導いただいたとおり、光線照射を継続しました。
光線照射を開始して約1年後、検査入院で心臓の検査を受けたところ、医師から「薬を使っていても、通常は3~4ヵ月で冠動脈がつぶれるケースが多いのに、まったくつぶれていないとは不思議ですね!」と言われました。
私も家族も本当に夢のようで、光線療法の効果に大変喜びました。また、私は高血圧体質であり、バルーン治療後は血圧がさらに上昇しましたが、その後の光線療法が功を奏して、徐々に血圧が下がってきています。
虚血性心臓病の改善をはかるとともに、血圧安定を目標として、これからも光線療法をがんばるつもりです。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著